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練馬区で動物病院を探すときに確かめたいこと

公開 2026年7月9日/更新 2026年9月28日 著者 動物病院ナビ編集部

練馬区で動物病院を探すときの手がかりになる情報を、練馬区と各施設の公式サイトで2026年9月28日に確かめてまとめました。区の窓口と制度、夜間・休日の受診先、専門診療・二次診療の施設、施設によって違いがあった項目の順に並べています。同じ見出しの中では区内の施設を先に置いており、評価の順ではありません。

練馬区の窓口と制度

生後91日以上の犬には、年1回の狂犬病予防注射(原則4月〜6月)が義務付けられています。練馬区は、2月28日までに犬の登録をした飼い主に、3月下旬に予防注射のお知らせハガキを送っています。注射のあと、獣医師が交付する注射済証を練馬区保健所か各保健相談所の窓口に持参するか、電子申請で手続きをすると、注射済票(手数料550円)が交付されます[1]。

区のサイトには、2026年4月1日から12月31日まで、注射と同時に注射済票を受け取れる動物病院の一覧が載っています。2026年9月28日の時点で73院が掲載され、そのうち7院は板橋区・中野区・西東京市・新座市にある病院でした[1]。なお、注射の時期を4月1日から6月30日までとする規定は、狂犬病予防法施行規則の改正により2027年3月2日から廃止され、通年で接種できるようになります[2]。

相談の窓口として、区は獣医師が飼い方や病気の相談に無料で応じる「ペット相談」を開いています。2026年度は5月から翌年2月までの火曜日に16回の日程が組まれ、電話での相談もできます[3]。また、飼い主の死亡や施設への入所などで犬や猫を飼い続けられず、新しい飼い主も探せない場合に、区と練馬区ペット終生飼養相談・支援ボランティアグループ、練馬区獣医師会が連携して、保護・獣医療・譲渡につなぐ事業があります。対象は区民が区内で飼っている犬と猫で、一時的な預かりや経済的な理由による飼育の断念は対象外です[4]。

飼い猫の去勢・不妊手術には、区の助成があります。区内在住の人が事前に申請し、指定獣医師の病院で手術を受けると、病院の手術代からオス1,500円、メス3,000円が差し引かれます。予算額に達した時点で受付は終わります[5]。

夜間・休日に診てもらえる病院

以下は、2026年9月28日に各施設の公式サイトで確かめた内容です。

ライフメイト動物救急センター練馬(練馬区石神井台)

年中無休の救急施設です。かかりつけの動物病院からの受付は10時から23時まで(電話受付は9時から)、かかりつけの病院に連絡がつかない場合の飼い主からの直接の受付は24時間で、来院前の電話を求めています。診療対象は犬と猫です[6]。区内の練馬テイルズ動物病院は、この施設(旧名称ER練馬)の提携病院であることを公式サイトに載せています[7]。

こもれび動物病院(練馬区北町)

休診日を設けずに診療している病院で、通常の診療に加えて、夜間の時間外にも可能な範囲で対応するとしています。時間外対応の目安は23時頃までで、夜間は電話をしてから来院する形です。時間外対応料金は、昼休みが3,300円、19時15分から21時が5,500円、21時から23時が8,800円と掲載されています。24時間対応の病院ではないことも明記されています[8]。

杉並動物夜間救急医療センター(杉並区松庵)

区の南に隣接する杉並区の夜間救急施設です。2026年5月1日からの受付時間は20時から26時(翌2時)までで、年中無休です。来院前の電話が必要で、診療対象は犬と猫、夜間は超大型犬を受け入れていません。深夜・早朝の支払いはクレジットカードで、身分証明書の提示を求めています[9]。

専門診療・二次診療の施設

二次診療は、かかりつけの動物病院からの紹介を受けて、専門的な検査や治療を行う診療です。受け付け方は施設によって異なります(2026年9月28日確認)。

練馬テイルズ動物病院(練馬区練馬)

一次診療から二次診療までを行う病院で、かかりつけの動物病院から紹介された患者は二次診療のみの受付としています。紹介内容に関する検査・治療・手術・入院は行い、予防目的の不妊・去勢手術やワクチン接種などは、かかりつけの動物病院で受ける形です[10]。

日本獣医生命科学大学付属動物医療センター(武蔵野市境南町)

基本はかかりつけの動物病院からの紹介による予約ですが、紹介状がない場合も、飼い主が受付フォームから予約を申し込めます。CT・MRI・放射線治療の検査や人工透析は、飼い主から直接予約することはできません。診療時間は平日9時から16時、土曜9時から15時で、土曜は当面の間、CT・MRI・手術のみで外来診療は行っていません[11]。

東京大学附属動物医療センター(文京区弥生)

かかりつけの獣医師(ホームドクター)から紹介・予約を受けた動物を診療する体制で、紹介・予約のない場合は原則として診察を断るとしています。予約はホームドクターを通じて行い、飼い主が紹介状を持って直接連絡しても予約は受け付けていません。診療科には、エキゾチック動物診療科や行動診療科もあります[12]。

病院を選ぶときに確かめたい項目

今回確かめた施設のあいだでは、次の項目に違いがありました。

  • 夜間の受付条件:かかりつけの動物病院からの受付と、飼い主からの直接の受付で時間を分けている施設があります[6]。夜間救急の2施設は、どちらも来院前の電話を求めています[6][9]。
  • かかりつけの病院と夜間施設のつながり:区内の病院には、提携している夜間救急施設を公式サイトで示しているところがあります[7]。
  • 時間外の料金:時間外対応の料金を時間帯ごとに公開している病院や[8]、通常の検査・処置費用の10%を夜間診療の割増としている施設があります[9]。
  • 夜間の支払い方法:深夜・早朝はクレジットカードでの支払いと身分証明書を求める施設があります[9]。
  • 二次診療の申し込み方:かかりつけ医を通じた予約だけを受け付ける施設と、紹介状がなくても飼い主が申し込める施設があります[11][12]。
  • 区の制度が使える病院:注射と同時に注射済票を受け取れる病院の一覧と[1]、猫の手術費の助成を使える指定獣医師の病院の一覧は、区のサイトに別々に載っています[5]。

参考文献

  1. 練馬区「狂犬病予防注射」 原典を開く(2026年9月28日確認)
  2. 厚生労働省「狂犬病予防法施行規則の一部を改正する省令の公布について(公布通知)」感発0401第1号, 令和8年4月1日 原典を開く(2026年9月28日確認)
  3. 練馬区「ペット相談」 原典を開く(2026年9月28日確認)
  4. 練馬区「ペット終生飼養相談・支援事業」 原典を開く(2026年9月28日確認)
  5. 練馬区「飼い猫の去勢・不妊手術費の助成」 原典を開く(2026年9月28日確認)
  6. ライフメイト動物救急センター練馬 公式サイト 原典を開く(2026年9月28日確認)
  7. 練馬テイルズ動物病院「診療案内」 原典を開く(2026年9月28日確認)
  8. こもれび動物病院 公式サイト 原典を開く(2026年9月28日確認)
  9. イオンペット「杉並動物夜間救急医療センター」 原典を開く(2026年9月28日確認)
  10. 練馬テイルズ動物病院「ホームドクターより当院を紹介された患者様へ」 原典を開く(2026年9月28日確認)
  11. 日本獣医生命科学大学付属動物医療センター「受診の流れ(飼い主様)」 原典を開く(2026年9月28日確認)
  12. 東京大学大学院農学生命科学研究科附属動物医療センター「ご予約から診療の流れ」 原典を開く(2026年9月28日確認)